不倫調査はこうして利用しましょう

最近、配偶者の不倫調査を探偵に依頼する人が急激に増えてきました。これは、不倫という事実が配偶者との離婚調停において大きな意味を持つことがわかってきたためです。不倫をしているとき、気になるのはばれたときの世間体や道徳観念よりも、だましている配偶者や子供のことです。そして実際不倫の事実が明るみに出てしまったときには、それなりの社会的制裁を受けることになります。
なぜ不倫がいけないことと定義されているかというと、夫婦間には貞操義務があり、不貞行為はこの義務に反する行為であると法律で定められているためです。不倫という不貞行為があった場合、離婚という選択をせずに慰謝料だけを請求することも場合によっては可能です。しかし多くの不倫の結果には夫婦関係が破綻してしまいます。裁判によって離婚となってしまった場合には、高額の離婚にまつわる慰謝料の支払い義務が発生します。
不倫に関しての慰謝料の金額や支払方法については明確な決まりがあるわけではなく、当事者間の話し合いによって得られる合意で決まります。ただし、口約束による合意は自然に破棄される可能性も高いため、きちんと内容を書面にしておくことが最低限必要となります。そのとき作成する合意書では、金額・支払方法以外にも、のちに追加として請求されることがないことを明示しておくことも必要となります。
不貞行為１つ（ないしは１期間において）いくらの慰謝料という定めとして換算されることになります。